カラダの病気について知っておきたいことをまとめました。いざというときに知識があると言うことは力になります。病気の症状例について正しい知識を身につけましょう。
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| 2007年06月 »
鼻の病気 鼻の病気にはどんなものがあるでしょか。鼻の病気の主なものは次の通りです。 蓄膿(ちくのう)とよばれる慢性副鼻腔炎 アレルギー性鼻炎 鼻中隔弯曲症 嗅覚障害 萎縮性鼻炎 歯性上顎洞炎(しせいじょうがくどうえん) 副鼻腔嚢胞 良性腫瘍 悪性腫瘍 といったものがあげられます。 比較的多くの人がかかる鼻の病気は、アレルギー性の鼻炎。アレルギー性鼻炎は、アレルギーによる鼻炎で、くしゃみ、鼻水、鼻づまりがその症状としてあります。軽いものから重く何ヶ月の何年も、年中鼻水が絶えないというケースもあります。 アレルギー性鼻炎の中でも、花粉によって引き起こされる花粉症も、かかる人が多い鼻の病気です。目や喉のかゆみまでおこることも多く、かなりの不快感があります。2~3月頃のスギ花粉症以外に、ヒノキ花粉症(春)、イネ科の雑草(カモガヤなど:初夏~夏)、キク科の雑草(ブタクサなど:秋)な...
風邪 風邪は主にウイルス感染による病気で、医学的には「かぜ症候群」といわれています。鼻水や喉の痛みといった初期の症状から、発熱、倦怠感、頭痛などの全身の症状に及ぶ場合もあります。 「風邪はひき始めが肝心」といわれます。寒気がする、鼻水が出る、喉が痛い、といった初期症状の時に、体をあたためてゆっくり静養すれば(プラス風邪薬を一日1、2回服用するとより確実)、悪化せずに翌日には治っていることでしょう。 しかしいったん高熱が出てしまうと、風邪薬を飲んでも病院にいっても、回復までに時間がかかります。こうなってしまうとあせっても仕方ないので、「この高熱でウィルスと戦っているんだな、頑張れ」と思いながら、ゆっくり静養するのが最善の策です。 たかが風邪、と思いがちですが、風邪の症状は、その他の病気の初期症状にもよく見られるもののため「風邪は万病のもと」ともいわれます。「『風邪が治らないな』と思っていたら...
頭痛について 頭痛は大きく2つに分けられ、ひとつは脳や体に病気があって起きる頭痛で、二次性頭痛といいます。もうひとつは頭痛が持病である一次性頭痛です。 一次性頭痛は、慢性頭痛とか習慣性頭痛といわれますが、どんなにひどくても命に別状はありません。しかし、二次性頭痛の方は、くも膜下出血や脳腫瘍といった命の危険のある病気の可能性があります。 どっちの頭痛か自分では正確には判断はできませんので、病院にかかるのが重要です。特に突然の頭痛やいつもと変わった感じのする頭痛は、くも膜下出血等のおそれがありますので、すぐ病院に行きましょう。 頭痛で受診する病院は、神経内科、脳神経外科です。ふつうの頭痛と思われる場合なら、かかりつけの医師にまず診てもらってもいいでしょう。 一次性頭痛、いわゆる頭痛もちは、日本では約3000万人いるとのことです。国民の4人に1人が頭痛もちということで、命に別状はないものとはいえ...
適応障害とは 「適応障害」とは、精神疾患のうち、重度のストレス障害に分類されるものの一つです。 適応障害の原因は、ストレス因子。適応障害の症状としては主に情緒的な障害が挙げられますが、時には行為にまで障害が現れることもあります。この適応障害の症状は日常生活や社会生活の能力の低下を招き、仕事や学業に支障をきたすようになり、場合によっては就学や就労そのものが不可能になることも。 適応障害のストレス因子としては、失恋や仕事のトラブルなど、外的なものが挙げられます。とはいえ、これらの適応障害のストレス因子は、わたしたちが生きてゆく上ではよくあること。それゆえ、適応障害は「患者のストレスに対する弱さが発病の起因となっていることが多い」と指摘されています。 適応障害の有名な例としては、皇太子妃雅子さまの病状。このことがきっかけで、「適応障害」という名称が一般にも広まりました。 適応障害の治療 ...
貧血とは 貧血とは、血液中の赤血球(ヘマトクリット)や、赤血球に含まれる血色素(ヘモグロビン)の量が少なくなることです。貧血は、ヘモグロビンの原料となる鉄が不足して起きる「鉄欠乏性貧血」というのが最も多いですが、その他の原因で起きる貧血もいくつかあります。 ヘモグロビンは、酸素を体の中に運び、二酸化炭素を持ち帰って肺から排出するという重要な働きをもっています。よって貧血でヘモグロビンが少なくなると、体が酸素不足の状態となり、さまざまな症状が起きます。 鉄欠乏性貧血の他には、骨髄の造血機能に異常が生じて、赤血球の母細胞がうまく造られなくなる「再生不良性貧血」、ビタミンB12や葉酸が欠乏して赤血球になる前の段階の赤芽球が成熟できなくなる「巨赤芽球性貧血」、赤血球が普通より早く壊されてしまい、赤血球が不足する「流血性貧血」といった種類があります。 貧血について 貧血の症状は、めまい、動悸、息切れ...
認知症 認知症とは、従来痴呆症とも呼ばれてきました。認知症の特徴として「もの忘れ」があげられますが、認知症でなくても、久々に会った友人の名前などが思い出せないことはあります。この場合までも、認知症というわけではありません。 認知症(痴呆症)とは、「脳血管疾患、アルツハイマー病その他の要因に基づく脳の器質的な変化により、日常生活に支障が生じる程度にまで記憶機能及びその他の認知機能が低下した状態」のことをいいます。 認知症(痴呆症)のチェックとして、たとえば、曜日や月がわかるか、いつも通っている道がわかるか、(自宅の)住所や電話番号がわかるか、買い物でお金を払えるか、状況に合わせて服を着られるか、数日前の会話を思い出せるか、会話の途中で言いたいことを忘れたりしないか、よく知った人の顔がわかるか、名前を覚えているかなどがあります。 認知症(痴呆症)かどうかの診断は、こういったチェックが一つの目安...
腎臓と病気 腎臓は、心臓から送り出された血液を4~5分に一度の割合で体のすみずみに行き渡らせ、血液を浄化したり、からだの中の老廃物を排泄する働きをしています。 腎臓の病気は、概ね全身的な免疫反応や細菌感染、代謝異常、高血圧などにより起こり、初期段階では自覚症状がほとんどありません。そのため自分では気づきにくく、発見が遅れてしまう場合があります。 腎臓に係る代表的な病気は、次のとおり。 ・急性腎炎 ・慢性腎炎 ・ネフローゼ症候群 ・糖尿病性腎症 ・急性腎不全 ・慢性腎不全 ・高カリウム血症 ・腎硬化症 などがあります。 腎臓の病気2 腎臓の病気について、主なものをみてみましょう。 【腎硬化症】 腎臓の動脈の動脈硬化によって起こる病気です。腎臓の動脈硬化によって腎臓の働きが低下するものです。したがって動脈硬化を起こす病気、つまり高血圧が原因となります。 【腎不全】 腎臓の機能が失われた状...
脳の病気 脳卒中 病気の中で、ガンと並んで最も恐れられているのが、脳の病気かもしれません。 脳の病気には、様々な種類がありますが、特によく知られているものが脳卒中です。 脳卒中は、脳の血管がふさがって起こる脳梗塞、脳の血管が破れる脳出血、そしてくも膜下出血などの総称であり、主な症状として体の麻痺、言語障害、意識障害などが起こります。 脳卒中の治療では、まず手術や脳血管内治療によって障害を取り除いた後、長期のリハビリが行なわれます。 脳卒中は、現在の日本人の死因の第二位となっている病気であり、寝たきり老人が寝たきりになる原因のおよそ50パーセントを占めているのが、この脳卒中です。 以前は、脳卒中というと、脳出血が多かったのですが、食習慣などの変化により、最近では脳梗塞の方が多くなってきています。 脳ドックで脳の病気予防を 病気の早期発見のために人間ドックを利用する人が増えていますが、全身を検...
胃腸の病気 病気の中でも、胃腸の病気は、日本人が最もかかりやすい病気かもしれません。日本人の死因の第一位はガンですが、日本人に最も多く見られるガンは、“胃ガン”です。 また近年、大腸ガンも増加傾向にあるといいますが、これは食生活の西欧化に伴い、食事から摂取する食物繊維が少なくなったことが、原因の一つではないかと考えられています。 胃潰瘍・十二指腸潰瘍といった病気も、現代の日本人にとって最もポピュラーな病気の一つです。 これらの病気は、ストレスや飲酒、喫煙などが原因であるといわれてきましたが、近年、“ヘリコバクター・ピロリ菌”という特殊な細菌も、これらの胃腸病の有力な原因 の一つであることが明らかになりました。 ピロリ菌は胃の幽門部(胃の末端で十二指腸につながる部分)付近に生息している細菌で、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の他、胃ガンや胃炎といった病気にも関係していると考えられています。 胃腸の病気と...
耳の病気について 耳に関する病気の症状と主な病名は次の通りです。 【耳だれがでる】 急性・慢性中耳炎、外耳炎、外耳湿疹 【音や声がよく聞こえない】 伝音性・感音性難聴、 突発性難聴、 滲出性中耳炎、耳管狭窄症、★脳の障害 【耳が痛い】 急性中耳炎、急性外耳炎、★扁頭炎、★咽頭炎、★咽頭がん 【耳鳴りがする】 聴覚伝導路の異常、耳管開放症 このように、一見耳の病気と思えるような症状でも、そうとはいえない場合もあります(上記★印は耳の病気ではない)ので、症状だけで耳の病気と思い込むのは危険でしょう。しっかりと専門医での検査を行いましょう。 その他、「小耳症」など1万人に一人とされる稀な病気もあります。 耳の病気2 耳の病気は、外耳の病気、中耳の病気、難聴、耳鳴りの主に四つに分類されます。その他、稀な耳の病気として小耳症というのもあります。 ・外耳の病気として、 【外耳炎】 耳の穴の皮膚...
糖尿病に効果のある身近な食品 糖尿病とは、血糖値(血中のブドウ糖の濃度)が高い状態が続く病気です。 糖尿病の治療は、病院で受診して医師の指導に従うことが重要です。その上で糖尿病に効果のある食品を取り入れることで、血糖値のコントロールや健康管理をしていくといいでしょう。 糖尿病に効果のある身近な食品を、以下いくつかあげますので参考にしてください。 ・酢 酢には、血糖値の上昇を抑える作用があります。胃の中の食物の滞留時間を延ばす効果があるため、食べ物がゆっくりと腸に入ります。その結果、急激な血糖値の上昇を抑えることができるわけです。酢には、疲労回復、整腸作用、動脈硬化・高血圧の改善の効能があります。 ・タマネギ リン、カリウム、マンガン、亜鉛などのミネラルが豊富です。ミネラルは、糖尿病の症状改善に必須です。血糖値降下作用があります。また血栓予防作用もあります。水にさらすとビタミンなどの有効成分...
睡眠障害とは 睡眠障害という病気は、睡眠において何らかの異常がある病気のことです。 睡眠は「複雑な脳を有する高等動物に見られる進化した休息機能」と定義されています。睡眠をとることによって大脳は疲れを回復し、日々の複雑な活動に耐えうる状態を取り戻しているわけですね。 睡眠障害にはいくつかの分類があります。 睡眠自体に疾患のある「睡眠異常」として、ナルコレプシー、睡眠時無呼吸症候群、睡眠相後退症候群などがあります。 睡眠中に異常な行動をとる「睡眠時随伴症」としては、夜尿症、金縛りなどがあります。 「内科・精神科的睡眠障害」として、精神病やうつ病などに見られることがある不眠や過眠があります。 5人に1人は睡眠障害をかかえているともいわれています。ただでさえストレスが多いといわれる現代で、さらに睡眠障害で大脳が疲れを回復できないとなると、その悩みは切実です。 睡眠障害~ナルコレプシー 睡眠障害のひ...
目の病気 病気は、一般的に発症する部位によって分類されますが、目の病気も同様です。 主なものとしては、まぶたの病気、角膜・強膜の病気、水晶体の病気、硝子体の病気、眼底の病気、視神経の病気などがあります。 まぶたの病気として最も有名なのは、一般に“ものもらい(麦粒腫)”で、ブドウ球菌などに感染することによって起こります。 水晶体の病気としては、白内障がよく知られていますが、これは目のレンズである水晶体に濁りが生じる病気です。 眼底の病気としては、網膜剥離などが知られています。これは加齢や体質が関係して起こる場合がほとんどですが、ぶどう膜炎や眼球腫瘍によって起こる場合もあります。 網膜剥離は視力の急速な低下を引き起こすため、早急な治療が必要になります。 硝子体の病気には飛蚊症などがあります。これは硝子体に生じた浮遊物が網膜に影を落とすことで、蚊が飛んでいるように見える病気です。 飛蚊症は生理的...
皮膚の病気 皮膚とは、表皮、真皮、皮下組織を合わせた総称であり、体温の調節や水と電解質のバランスを保持したり、痛みや心地良さといった刺激の知覚したりする重要な体の組織です。 皮膚は、乾燥しても、湿度が高くても、発汗や皮脂が少なくても多くても炎症を起こし病気となります。 皮膚の病気の主な種類をあげてみましょう。 ・かゆみや湿疹(非感染症):湿疹、皮膚炎、酒さ(しゅさ)など ・にきび ・床ずれ ・汗の異常:あせも、汗疹、多汗症など ・毛髪関係:円形脱毛症、ふけ症など ・皮膚の色素異常:色素沈着、肝斑、シミ/そばかす、雀卵斑など ・水泡のできる病気:疱疹、帯状疱疹など ・寄生虫による皮膚感染症:疥癬など ・細菌による皮膚感染症:蜂巣炎など ・真菌による皮膚感染症:水虫、たむしなど ・ウィルス性皮膚感染症:いぼ ・日光によるもの:日焼け ・皮膚の良性腫瘍:ほくろ ・皮膚がん 皮膚の病気は、放ってお...
生活習慣病 生活習慣病とは、日常の乱れた生活習慣の積み重ねによって引き起こされる病気で、かつては【成人病】と呼ばれていました。 日本人の1年間の全死亡者のうち、60%以上は、生活習慣病である、がん・心臓病・脳卒中で亡くなっています。この、がん・心臓病・脳卒中を3大生活習慣病と呼びます。 子供の成人病が増えて、病気の原因が日常の生活習慣の影響が大きいことが判明したため、1996年に生活習慣病と改めました。 生活習慣病は、遺伝的な要因もありますが、食生活や運動、喫煙、飲酒、精神的なストレスなどが深く関わっています。これは裏返せば、普段の生活習慣を見直し改善をすることにより、病気を予防し、症状が軽いうちに治すことも可能だということです。 現代社会では、様々な要因から生活習慣病患者および生活習慣病予備軍と呼ばれる人々は増加する傾向なのが現実です。また、生活習慣が原因となる病気は、たくさんの種類があ...
摂食障害とは 摂食障害とは、近年増加している病気の一つで、主に若い女性がかかります。 摂食障害は、文字通り、摂食における障害。主なものとしては「拒食症」「過食症」が挙げられますが、この二つは周期的に繰り返されることが多いです。 摂食障害の主な原因は、「痩せたい」「美しくなりたい」という病的に強い思い。こうした思いが一部の若い女性たちを拒食・過食に駆り立てるのです。こうした摂食障害は、ひどい場合、患者を死(自殺含む)に至らしめることもあります。 摂食障害は、先進国でしか見られない病気と言っても過言ではありません。食べるものが多すぎて、太ることを恐怖する――摂食障害は、患者本人だけではなく、飽食の問題を放置している国の国民全員が深刻に考えるべき病気と言っていいでしょう。 摂食障害の治療 摂食障害とは、一言で言って食事を正常に取れない病気ということができます。 摂食障害の代表的なもの...
手足口病とは 手足口病とは、手のひら、足の裏、口の中に発疹や水疱ができるもので、主に乳幼児や小児によく見られる病気です。 手足口病は、始まりの頃に微熱を伴い、軽いのどの痛みと食欲低下(のどが痛いため食べられない)もみられます。 手足口病は、ほとんどの場合1週間から10日程度で自然に治癒します。まれに髄膜炎等の中枢神経症状が発生することもあり、この場合は入院治療が必要となります。 手足口病でできる口の発疹は、舌や口の内側の粘膜に軽度の痛みを伴う小さな水疱です。水疱が破れて潰瘍状になることもあります。しかし皮膚にできる発疹は小さな赤い発疹で、小水疱を伴うこともありますが、かゆみや痛みを伴わないのが普通です。 手足口病について 手足口病とは、乳幼児や小児によく見られる、手のひら、足の裏、口の中に発疹や水疱が生じる病気です。 手足口病は、ウイルスが原因で起きる感染症で、最も一般的なのはコクサッキー...
心臓と病気 心臓の病気の前に、心臓の仕組みについて理解しましょう。 心臓は、全身に血液を循環させるポンプの働きをしています。心臓の内部は、右心房・右心室・左心房・左心室という4つの部屋に分かれています。 身体の中を流れてきた血液は、心臓の右心房に集められ、右心室を通ってから肺に送り出されます。肺で酸素を十分に得た血液は再び心臓へと戻ってきて左心房に集められ、左心室から全身へ向けて送り出されます。 心臓は、全身の隅々まで血液を送るために、心臓自体の筋肉の力でリズミカルに拡張と収縮を繰り返し、勢いよく血液を送り出しています。 人間の身体は血液が運ぶ栄養と酸素を常に必要としています。そのために、心臓は、人間の意思や睡眠とも関係なく、絶え間なく動き続けます。 心臓は胸の中心やや左寄りにありますが、胸には心臓の他に胸壁に包まれて、肺、食道、大動脈などの重要臓器が存在し、いずれも「胸痛」の原因となりえ...
心的外傷後ストレス障害(PTSD)とは 心的外傷後ストレス障害(PTSD)は、人間なら誰でもかかり得るものです。 心的外傷後ストレス障害(PTSD)とは、衝撃的な出来事によって心に生じた傷(心的外傷・トラウマ)が元になり、その後にさまざまなストレス障害を引き起こす疾患のことを指します。 心的外傷後ストレス障害(PTSD)の原因としては、トラウマになるような出来事――地震や洪水、火事のような自然災害や、戦争・監禁・虐待・強姦といった人災などが挙げられます。 心的外傷後ストレス障害(PTSD)には、急性のものと慢性のものがあります。心的外傷後ストレス障害(PTSD)の主な症状としては、恐怖感や無力感をはじめ、心的外傷による悪夢やフラッシュバック、心的外傷のきっかけとなった物事を連想させるもの・人に対する麻痺や回避などが挙げられます。 心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療 心的外傷...
子供と病気 病気にかかった場合、子供は成人に比べ、体の発達が未熟であり、免疫力も十分でないことから、急に発病し、病状の進行も早いという特徴があります。 ですから、子供の健康状態には絶えず親が気を配り、少しでも異常を感じたら、できるだけ早く病院に連れて行くようにしましょう。また、こまめな検診で病気の早期発見を心がけることも大切です。 定期検診は必ず行き、問題があれば、手遅れになる前にきちんと処置しなければなりません。 ところで、子供の病気予防のために各種予防接種が行なわれていますが、例えば日本脳炎の予防接種については、呼吸困難に陥るほどの重い中枢神経症状を起こす事例があり、それを受けて、平成17年厚生労働省から日本脳炎の予防接種を差し控えるよう勧告が出ました。こういった最新の医療情報にも常に目を通しておきましょう。 子供を蝕む生活習慣病 病気の中で、糖尿病、高血圧、高脂血症、心筋梗塞といった...
女性の病気 病気の中で、「女性の病気」と呼ばれるものがあります。女性にしか起こり得ない病気という他に、女性の方が男性よりも起こりやすい病気――というふうにとらえ方を広げると、非常に多くの病気がそれに該当します。 まず、女性以外に起こりえない病気としては、女性のみが有する臓器の病気、つまり子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣嚢腫、あるいは月経に関する病(無月経など)といったものが挙げられるでしょう。 乳ガンや乳腺炎は、一般に女性だけの病気と考えられがちですが、まれに男性も罹患することがあります。 男性より女性の方がかかりやすい病気には、鉄欠乏性貧血、低血圧症、慢性腎不全、膀胱炎、慢性関節リウマチなどがよく知られています。 骨粗鬆症も、男性より女性の方が起こりやすいのですが、これは女性ホルモンと関係しています。 女性特有の“心の病気” 病気の中で、「女性の病気」というと、子宮や卵巣、あるいは乳房に関する...
喉と病気 喉の役割と、主な喉の病気をみてみましょう。 喉は、鼻からの通路と口からの通路が交差したところで、咽頭と喉頭に分かれます。 咽頭は、咽頭扁桃〈アデノイド〉、口蓋扁桃(こうがいへんとう)、舌根扁桃(ぜっこんへんとう)などリンパ組織の集まりで、細菌やウイルスが侵入してくると、喉の粘膜とともに防御する免疫系の役割があります。 喉頭の主な役目は発声です。喉頭には声帯があります。声帯は普段閉じてますが、肺から上がってきた空気で声帯を押し上げて、また閉じます。これを繰り返すことでおきた振動が声となってでるのです。また、異物や細菌などが侵入してきたとき、それらを外に排出したり、食べ物が下りてくると声帯を閉じて食べ物が気管に入るのを防いだりします。 喉の病気としては、 咽頭炎、急性咽頭炎、慢性咽喉頭炎、急性扁桃炎、扁桃周囲炎、咽頭がん、喉頭がん、下咽頭がん、上咽頭がん、中咽頭がん、声帯ポリープ、い...
メニエール病とは メニエール病とは、プランスのプロスパー・メニエール医師が、内耳からおきるめまいがあることを提唱したことから、名づけられた病気です。 メニエール病は、主に30歳から50歳の女性に多く、有病率は人口10万人あたり15~18人くらいです。 メニエール病の代表的な症状は、突然回転性めまい(ぐるぐる回るめまい)が生じることです。めまいは約30分から6時間程度続き、不定期に繰り返します。このめまいに、吐き気、嘔吐、冷や汗、顔面が蒼白くなる、脈が速くなるなどの症状を伴います。めまいに連動して、難聴や耳鳴りも生じます。 メニエール病は、精神的ストレスや過労も発作の誘因となりますが、実のところ原因は明確にはわかっておりません。しかし、メニエール病患者の内耳において、内リンパ腔という部分の拡大(「内リンパ水腫」)が見られ、これによってこの病気の諸症状が引き起こされるという見解には異論がないよ...
ペーチェット病 ペーチェット病とは、トルコの眼科医ベーチェットが発見した病気であることから、その名前がつけられた病気です。 ベーチェット病は、原因のわからない難病の一つとされており、膝、手首、足首などにしこりを伴った紅斑ができ、目や粘膜等にも症状がでます。 ベーチェット病のほとんどの患者は、まず最初に口の中に(アフタと呼ばれる)潰瘍ができるといいます。この潰瘍は10日もすれば回復するのですが、再発し回復し、また再発するといった症状を繰り返します。 ベーチェット病が目にあらわれると、虹彩炎やブドウ膜炎などが生じます。目に強い痛みを覚え、眼底出血、視力低下、黒目の部分に膿がたまる等の症状があり、失明に至る危険もあります。 ベーチェット病は、肛門や外陰部に潰瘍ができることもあり、触れると激痛を伴います。この場合は、性病と間違えられることもあります。 ペーチェット病とは ペーチェット病とは、皮膚や...
ペットと病気 病気になったとき、人は言葉によって身体の病状を伝えることができます。 しかし、言葉をしゃべれないペットたちは、体調が悪くても、それを直接飼い主に伝えることはできません。 ですので、病気の早期発見のため、飼い主の方でペットの健康に気を配ってあげることが必要になります。 まず注意しなければならないのは、体の変化。鼻が乾く、急にやせる、毛のツヤがなくなる、悪臭がする――このような変化が出たら要注意です。 また、ペットがいつもと違う行動を取ったときも、何らかの病気にかかっている可能性が考えられます。 例えば、睡眠時間が異常に長くなる、食欲がなくなる、動きたがらない(散歩をいやがる等)など。このような症状に気づいたら、速やかに獣医に相談するようにしてください。 なお、飼い主が気づいてあげられることには限界があるので、ペットの病気予防のためには、定期的に獣医に診てもらうことも大切です。 ...
パーキンソン病 パーキンソン病は、ジェームズ・パーキンソンが1817年に初めて報告した病気で、彼の名にちなんでパーキンソン病と呼ばれるようになりました。 パーキンソン病はドーパミンとよばれる神経伝達物質が減少するために筋肉や運動系を無意識のうちに調整している錐体外路系に異常が生じるものをいいます。 ドーパミンという物質が減少するためにパーキンソン病が発生するのですが、なぜその物質が減少するのか原因は今のところまだ不明です。 【パーキンソン病の特徴】 50歳代くらいの中年から初老期に多く見られます。 【パーキンソン病の症状】 ・表情が乏しい。 ・仮面様顔貌 ・歩行は小またで手を振らずに前傾前屈姿勢。 ・方向転換が難しく転倒しやすい。 ・振戦(手指、下顎、下肢などにみられる) 【パーキンソン病の治療】 薬物療法 ・ドーパミンの前駆物質であるL-ドーパ ・トリヘキシフェニジール ・アマンタジン ...
パニック障害 パニック障害とは、実際にはパニックを起こすべき危機的状況ではないのに、脳が幻の危機を感知してパニック症状を起こしてしまう病気のことをいいます。パニック障害は、パニック発作、パニック症候群とも呼ばれます。 パニック障害の症状は、心臓発作に似ているところがあります。息苦しくなる、胸が痛くなるといった症状が突然生じて、汗が出たり体が震えたりします。しかし心電図に異常はみられません。 パニックを起こすべく状況でパニックを起こすこと。これ自体は別に異常なことではありません。そういった時に心臓がドキドキしたり、息苦しくなるのは、人間にそなわった、正常な反応といえます。 パニック障害の特徴は、その正常な反応が、通常のパニック時以外に起きるというところであって、生じた「反応」そのものには、異常や危険はないということを理解する必要があります。 パニック障害2 パニック障害の症状・特徴としては、...
ハンセン病とは ハンセン病とは、かつて「らい病」と呼ばれた病気で、ハンセン病に対する誤った認識により、ハンセン病患者は偏見をいだかれ不当な差別をずっと受けてきました。 ハンセン病は、末梢神経が麻痺したり、筋肉が弛緩したり、髪の毛が抜けたり等、顔面や手足などの後遺症が目立つ場合があります。ハンセン病は、それゆえに恐ろしい伝染病と受け取られ、わが国ではハンセン病(らい病)患者は全て隔離されなければならないという措置がとられていました。 ハンセン病は、従来誤解されていたような遺伝病ではなく、「らい菌」という伝染力が極めて弱い病原菌による慢性の感染症です。 ハンセン病は、乳幼児のときの感染以外はほとんど発病の危険性がなく、また、らい菌は治療により数日で伝染性を失います。ハンセン病は、不治の病ではなく治る病気であり、早期発見と適切な治療が患者にとっても公衆衛生上からも重要です。 ハンセン病について ...
エイズとHIV感染について エイズ 初期症状 hiv 初期症状 エイズとは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)というウイルスが人間の血液に入って起こる感染症のことをいいます。 HIVは、CD4陽性細胞の中に入り込んで破壊してしまいます。CD4陽性細胞とは、リンパ球の一種で細菌やウイルスといった病原体から身を守る「免疫」の働きをもつ細胞です。しかし、このCD4陽性細胞はすぐに新しく作られますので、免疫力が即なくなるわけではありません。 HIV感染した初期は、自覚症状もほとんどないので検査を受けない限りはわからないものです。HIV感染者とは、このようにHIV感染していても特徴的な症状が出ていない人のことをいいます。 HIV感染者の体内でHIVが徐々に増えていき、新しく作られるCD4陽性細胞よりも壊されるCD4陽性細胞が多くなると、免疫力が少しずつ低下していきます。その期間は、数年から十数年ともいわ...
アルツハイマー病 アルツハイマー病は、アルツハイマー博士が、1907年に進行性の記憶障害を伴う痴呆患者について詳しく述べたのにちなんで名づけられた病気です。 若くして起こるアルツハイマー病と高齢で発病する老年痴呆が、似た症状や脳の病的な変化を示すことから、両者をいっしょにしてアルツハイマー病と呼んでいます。 【症状】 記憶障害、痴呆に伴う失語、失行、失認がみられます。 【原因】 原因は明らかにされてはいませんが、βアミロイド蛋白、タウ蛋白が関係して、神経細胞が壊れることだといわれています。また、老化という時間的な因子であろうとも考えられます。 アルツハイマー型痴呆は、認知機能低下、人格の変化を主な症状とする痴呆性疾患の一種です。 アルツハイマー型痴呆には、以下の2つのタイプがあります。 ・家族性アルツハイマー病 アルツハイマー型痴呆の中でもごく少数を占める。常染色体優性のメンデル型の遺伝...
アトピー性皮膚炎とは アトピー性皮膚炎とは、皮膚の病気のひとつで、多くは乳幼児期に始まります。中には成人から始まる人もいます。アトピー性皮膚炎はよくなったり悪くなったりをくり返しながら長期間続く皮膚炎で、主な症状は痒みのある湿疹です。 アトピー性皮膚炎の原因としては、体質的なものと環境的なものとが密接に絡んでいると考えられていますが、まだはっきりとは究明されてはいません。 アトピー性皮膚炎の体質的な原因としては、アトピー素因と皮膚過敏性があります。アトピー素因とは、生まれつきアレルギー反応を起こしやすい体質のことをいいます。皮膚過敏性とは、外部からの刺激に対する防御機能が弱い皮膚の状態のことをいいます。 この体質に、アレルギー反応や刺激を与える原因物質が接触してアレルギー反応が起き、アトピー性皮膚炎が発症すると考えられているわけですが、そのメカニズムはまだまだ研究段階です。 なお、精神的ス...
りんご病とは りんご病とは、頬がりんごのように真っ赤になる病気のことで、伝染性紅班ともいわれます。頬のみならず、太ももや腕にも赤い斑点やまだらができたり、かゆみを覚えたりします。かゆみはお風呂に入った時や日光にあたった時などに強くなったりします。 りんご病は、感染症のひとつでありますが、普通に生活してよく、登校してもかまいません。頬が赤くなった時は既に伝染する時期がすぎています。大人がかかると熱や関節に痛みが出たりしますが、通常は熱のでない病気です。 りんご病はかゆみがあるため、かゆみ止めを使用する場合もありますが、特に投薬も必要とせず1週間程度で治癒します。 もしりんご病にかかって、かゆみが強くなったり、高熱が出たり、元気がなくなるような症状が見られたら、再度医療機関の受診をするようにしましょう。 りんご病2 りんご病とは、ほっぺがりんごのように真っ赤になる病気のことですが、通常の場合、...
もやもや病 もやもや病とは、正式には「ウィリス動脈輪閉症」という病気です。歌手の徳永英明がかかった病気としても有名ですね。 もやもや病は、日本で発見された病気で、患者数も日本が最多です。発症の年齢ピークは10歳までの子供と、30-40歳代の二つあります。もやもや病は、女性と男性では女性の方が2倍近く多い病気です。 もやもや病という名の由縁は、脳血管撮影像がタバコの煙の「もやもや」した様子に似ていることからきています。脳の血管構造が「もやもや」した形状を呈するのは、大脳へ血液を送る頚動脈が頭の中で閉塞したり狭くなったりすると、それを補うために脳の深い部分の細い動脈が発達し太くなることによります。 もやもや病は、脳虚血や脳出血で発症します。子供の場合脳虚血が多く、大人の場合は脳出血が多いです。 もやもや病の原因は未だ解明されていません。解明はされていないものの、細菌やウィルスによるものではない...
うつ病について うつ病の症状と診断チェック 鬱病の治療 うつ病の心の症状としては次のとおりです。 まず感情面では憂鬱感が主な症状です。「憂鬱」「落ち込んでいる」といった感情が、午前中にひどく午後から夕方には回復してくるといった「日内変動」という特徴があります。 意欲がなくなるというのもうつ病の症状です。今まで好きだったことに打ち込めなくなったり、新聞を読んだりテレビを見る気力がなくなる、仕事(会社)に行きたくない、何をするにもおっくうといった症状です。 その他うつ病の心の症状として、自分に自信がなくなる、自分を責めてしまう、不安になりやすい、物事の判断がにぶくなるといった症状もあります。 うつ病の体に出る症状としては、頭痛、微熱、肩こり、体がだるい、疲れやすい、食欲がない、生理不順、何を食べてもおいしくない、眠れない、朝早起き、性欲が落ちるといったものがあげられます。 うつ病の場合、初期の...